中性脂肪を減らすには?

MCTオイル

ダイエットや健康に興味がある人は「中性脂肪」という言葉を聞く機会が多いでしょう。
なんとなく「よくないもの」というイメージがありますが、そもそも「中性脂肪」って何なのでしょうか。
今回は「中性脂肪」の役割や対策を学んでいきましょう。

中性脂肪とは?


「中性脂肪」は、ひとことで言えば「ぜい肉」とよばれる皮下脂肪のこと

でも、「中性脂肪」=悪者 ではありません。
本来は人間の体を動かすエネルギー源となる物質です。

食物から取得された脂質は、小腸から吸収されて血液中に入り、体内の生命活動に利用されますが、使いきれず余ったエネルギーは、「中性脂肪」として蓄えられます。

血中の「中性脂肪」の濃度が高過ぎると、血液の粘度が上がってドロドロ血になり、生活習慣病や動脈硬化などのリスクが高まります。
このことが、「中性脂肪はよくない」「悪者」と言われる理由なんです。

でも、低過ぎても全身の倦怠感や低体温の症状が出やすくなります。
減らし過ぎも健康に悪いんですね。

「中性脂肪」の基準値は30~149mg/dl以下
「中性脂肪」は「トリグリセリド(トリアシルグリセロール)」とも呼ばれ、健康診断の検査結果では、「TG」と表記されるので、確認をしてみてくださいね。

では「中性脂肪」を減らすにはどうしたらいいのでしょうか?

中性脂肪を減らすには?


「中性脂肪」を減らすには、次の事が大切です。

  1. 糖質や脂質を控えた食事をする
  2. 過度の飲酒は控える
  3. 肥満や運動不足の場合は、運動の習慣をつける

まず、1と2は「糖質制限ダイエット」をしている人にはおなじみですね。
「糖質」の過剰摂取は、インスリンが過剰に分泌され、「中性脂肪」の蓄積を促します。
麦やお米で使ったお酒、糖分の入っている甘いお酒は、「糖質」が多いので注意が必要です。

「脂質」の主成分は「脂肪酸」。
肉や魚、オイルなどさまざまなものに含まれています。

さらに、以前のコラムでもご紹介しましたが、「脂肪酸」は「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に分けられます。
脂肪酸の分類の図
この中で注意が必要なのは脂肪酸の炭素数が13以上の「長鎖脂肪酸」です。

牛肉や豚肉の動物性脂肪や、一般の植物油脂などにも多く含まれていている脂肪酸で、摂りすぎると「中性脂肪」が増える原因になるといわれています。

3の「運動」は、ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動が適しています。
基礎代謝が上がり脂肪を燃焼することで、体内の中性脂肪を蓄えにくい体質に変化していきます。

バランスの取れた食事を適量で食べ、適度な運動をすることが大切です。
とはいえ、なかなかバランスのいい生活は難しいですよね。

最後に、効率的に「中性脂肪」を減らす方法を次に説明していきましょう。

効率的に中性脂肪を減らそう!


このコラムでも度々話している「糖質制限ダイエット」と「MCTオイル」の組み合わせは、「中性脂肪」を減らすのにも有効です。

まず「糖質」を控えることで、身体は蓄積されている「中性脂肪」をエネルギーとして利用します。これで「中性脂肪」は減るけれど、問題はスタミナ不足。

スタミナ不足には「MCTオイル」が最適なんです。
オイルというと脂肪が増えそうですが、「MCTオイル」は100%中鎖脂肪酸。

中鎖脂肪酸の最大の特徴は、迅速で優れた消化・吸収能力。
脂肪の燃焼効果が高まり、肝臓でスピーディーに分解されてエネルギー源になるので、脂肪として体にたまりにくいオイルなんです。

「糖質制限」+「MCTオイル」で、中性脂肪を溜めない身体づくりをしてみてくださいね。

MCTオイル

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