最近話題の「モリンガ」。
奇跡の木(ミラクルツリー)とも言われ、90種類以上の栄養素と46種類以上の抗酸化物質が含まれているスーパーフードなんです。
今回は、「モリンガ」の魅力について、詳しくご紹介してきましょう。
モリンガってなに?
「モリンガ」は、北インド原産で亜熱帯や熱帯地方に自生している、西洋わさびの木です。
日本では、あまり生産量は多くありませんが、沖縄や九州地方で栽培されています。
「モリンガ」は、種・根・茎・葉・花のすべてを利用できるんです。
- 葉と花…お茶やハーブ
- 幹や根…薬や食材
- 種…オイル
クレオパトラが「モリンガ」のお茶やオイルを使用していたとも言われていたり、スリランカでは300の病気を予防する薬箱の木と呼ばれたり、伝統医学のアーユルヴェーダでは5千年前から生薬として使われています。
栄養素だけではなく、「モリンガ」は一般的な植物の20倍もの二酸化炭素を吸収すると言われ、最近では、栄養失調や貧困、環境問題に対する解決策として注目され、「国連WFP」の食糧計画に採用されるほど。
地球上で食べられる植物の中で「最も高い栄養成分を含む植物」と言われているんです。
では、その「モリンガ」には、どのような栄養成分が含まれているのでしょうか?
モリンガのすごい栄養成分!
「モリンガ」には、90種類以上の栄養素が含まれ、46種類以上のポリフェノールをはじめとする抗酸化物質を持っています。
人間が体を動かすのに必要な五大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物・ミネラル・ビタミン)はもちろん、食物繊維、ポリフェノールも含まれています。
たくさん含まれている栄養素の中で、注目したい栄養素は以下です。
- 食物繊維
- 必須アミノ酸
- 8種類のビタミン
- 7種類のミネラル
- ポリフェノール
- ギャバ(γ-アミノ酪酸)
すべて、腸内環境を整えたり、体の機能を保ったりなど、人間の体にとって大切な栄養素たちです。
では、これらの栄養素がどのような効果をもたらすのか、次に説明しましょう。
どう体にいいの?
「モリンガ」には、以下の効果が期待されています。
- 便秘解消・デトックス→食物繊維
- 抗酸化作用→ポリフェノール、ビタミンA(β-カロテン)、ビタミンC、ビタミンE
- 生活習慣予防・血液サラサラ→ギャバ、ビタミンA(β-カロテン)、ビタミンE
- ストレス緩和・精神安定→ギャバ
- ダイエット(脂肪燃焼・代謝促進)→アミノ酸、ギャバ、ビタミンB群、ポリフェノール
- 美肌改善→ビタミンC
- 貧血改善→鉄分
- 骨を丈夫にする→カルシウム
- 身体機能を整える→ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸
つまり、「モリンガ」には、ダイエットだけではなく、アンチエイジングや健康にいい栄養素がたくさん詰まっているんです。
では、「モリンガ」はいったいどんな味をしているのでしょうか?
また、どんなタイプがあるのでしょうか?
どんなタイプがあるの?どんな味がするの?
「モリンガ」は、サプリメント、パウダー、ティーパックのお茶があります。
ティーパックは、すべての成分がお湯に溶けないで、使用済みのパックに残ってしまいます。
出がらしを活用するのもいいですが、少々手間がかかりますよね。
オススメはパウダータイプです。
お湯はもちろん、水に溶けやすいので、青汁として飲んだり、スムージーや料理に加えたり、いろいろな料理に活用できます。
飲み物としては、朝一や食前がおすすめです。
「食物繊維」が豊富なので、糖質やコレステロールを吸収しにくくなります。
逆に、サプリメントは食後がおすすめです。
胃の働きが活発になり、栄養の吸収率が上がります。
ただし、食前や空腹時を推奨しているタイプもあるので、説明書きを必ずチェックしましょう。
「モリンガ」は、抹茶やヨモギに近いような味です。
- モリンガ茶:麦茶にコーン茶のような香ばしさ
- モリンガ青汁:モリンガ茶よりも濃くてしっかりした味
ぜひ、試してみてくださいね。
もちろん、「モリンガ」は「糖質制限ダイエット」でも取り入れ可能です。
「糖質制限」を行うと、栄養がどうしても偏りがちになってしまいます。
特に、ビタミンや食物繊維が不足がちになってしまうので、
「糖質制限」よって便秘や肌荒れに悩む人もいるのではないでしょうか?
ビタミン・食物繊維を含む「モリンガ」は、そんな「糖質制限ダイエット」のデメリットを補い、豊富な栄養効果により相乗効果が期待できます。
「モリンガ」を試してみて、自分に合った「糖質制限ダイエット」を続けてみてくださいね。