ケトン体ダイエットとは?
ストイックな健康管理で知られるダルビッシュ有選手。
最近「ケトン体ダイエット」を実践しているとツイートし、話題になっています。
ケトン体ダイエットとは、体の脂肪を燃焼しやすい状態に変えるダイエット法のこと。
食事では糖質を制限するので、「ケトン体?糖質制限とどう違うの??」と思う方も多いのでは?
では、いったい何が違うのでしょうか?
それを知るために、そもそも糖質制限ではどうして痩せるかまとめてみましょう。
糖質制限で痩せる理由は?
ごはんやパン、お菓子などの甘いもの、イモ類などのでんぷんなどには、糖質が含まれています。
糖質をたくさんとると、血糖値が上がってしまい、体は血糖値を下げるため、体はインスリンを作り出します。
このインスリンが困ったちゃん!
血糖値を下げてくれる代わりに
脂肪をためこんだり、脂肪の分解をおさえたりしてしまうのです。
ため込んだ脂肪は、皮下脂肪や内臓脂肪に。
この脂肪がダイエットの大敵!
とっても落ちにくい、くせ者なんです。
インスリンの分泌をおさえるには、糖質を制限することが重要なのですね。
ケトン体ダイエットも、基本はこの考え方をベースにしています。
では「ケトン体」とは、何なのでしょう?
ケトン体とは?
ケトン体は、脂質から作られ、ブドウ糖の代わりに脳のエネルギー源となるものです。
通常、脳はブドウ糖をエネルギー源として使っています。
ブドウ糖は糖質が体内で分解されたもの。
糖質制限により、体内のブドウ糖が足りなくなると、体の脂肪が燃焼されエネルギー源として使われるようになります。
この時、肝臓で脂質から作られるものがケトン体です。
脂肪を燃焼して得られるケトン体を脳は代替えエネルギーとして使用します。
脂肪が減りやすい状態になるため、ダイエット効果が期待できるのです!
ケトン体ダイエットと糖質制限ダイエットの違いは?
では、「ケトン体ダイエット」と「糖質制限ダイエット」は
何がちがうのでしょうか?
単に糖質の摂取量を落とすだけの「糖質制限ダイエット」に対して、「ケトン体ダイエット」は、糖質とともに、たんぱく質の摂取量も控えます。
そして脂質の摂取量を増やすことが特徴です。
【脂肪:糖質+たんぱく質の比率を1.5:1】
つまり食事の60%を脂肪にするという食事を目標にするのです。
そうすることで、体脂肪が消費されやすい体質を作るというもの。
ですが、食事の60%を脂肪にすることはなかなか容易ではありません。
そこで利用するのが、体脂肪に蓄積しにくいオイル、「MCT(中鎖脂肪酸油)オイル」なのです!
オイル?と聞くと太るイメージがありますが、MCTオイルは違います。
脂肪の燃焼効果が高まり、胃で消化されたあと、肝臓でスピーディに分解されてエネルギー源になる効果が。
体に脂肪がつきにくいオイルなのです。
単なる糖質制限だと、スタミナ不足になりがち。
糖質制限と併用してMCTオイルを摂取することがとっても効果的なのです。
MCTオイルは「ケトン体ダイエット」と「糖質制限ダイエット」の強い味方!
痩せやすい体をつくり無理のないダイエットを成功させましょう!