勝山ネクステージ社長の伊澤です。
今回は話題を変えて、「無添加ソーセージ」について書いてみたいと思います。
弊社、勝山ネクステージ(株)のもう一つの事業の柱に、「手作り無添加ソーセージ仙台勝山館La Pace(ラ・パーチェ)」があります。
公式HPはこちら ≫仙台勝山館La Pace(ラ・パーチェ)
MCTオイル事業では良質なエネルギーとしての中鎖脂肪酸油を普段の食事に取り入れることにより、糖質制限をしながら健康な毎日を目指す食提案を行っておりますが、
ソーセージは低糖質かつ良質なたんぱく質を取れるため、糖質制限時にはとても便利な食材でもあります。
しかしながらソーセージは、食肉加工食品として、長期間劣化することなく流通可能といった利便性が求められる商品のため、一般的な市販のソーセージには、当たり前のように食品添加物が使用されており、食の安心や安全の観点からは、お勧めできる商品なのかは疑問と言わざるを得ません。
ソーセージの原材料において問題があると思われるのは、以下の4点です。
特に1.には発がん性物質が生成される問題が指摘されております。
- 発色剤:亜硝酸Na
- 結着剤:リン酸塩(Na)
- 保存料:pH調整剤、ソルビン酸など
- 調味料:調味料(アミノ酸等)、たん白加水分解物、酵母エキス
さて、一般的な市販のソーセージでは、輸入された冷凍肉を解凍して、ソーセージの原材料に使用しますが、
- 肉の色はねずみ色にくすんでいる
- 粘り気が出ないので、練っても結着しづらい
- 劣化が始まっている為、肉の鮮度や状態が良くない
- ドリップで肉本来の味も旨味も抜け落ちてしまっている
という状態の為、先ほど挙げた食品添加物に頼らざるを得ないのが実情です。
つまり、
- 発色剤できれいなピンク色に近づけて新鮮に見せる
- 練ってもうまく結着しないので結着剤に頼って結着させる
- 劣化気味な肉を長期間保存させるために保存料を使用する
- 豚肉本来の美味しい旨味が無いため、化学調味料などを駆使して旨味を作り出す
このような状況が常態化しています。
では、なぜ上記の食品添加物を使用せざるを得ないのでしょうか?
20世紀初頭の冷蔵流通が未整備だった時代には、食中毒菌への防腐剤としての役目から、亜硝酸ナトリウムはその使用が望まれ、実際に使用されてきました。
しかし効率的な流通販売網が完全に整備されている21世紀の現代においては、一般的な市販ソーセージにおける上記添加物の使用は、ずばり「価格」の問題に起因するものと言うことができます。
安価な外国産の冷凍豚肉を原材料として使用し、工場にて安価に大量生産して、全国の津々浦々まで流通させて販売するからです。
現代社会においては、それなりに美味しく、安価で、いつも買えて、便利というメリットを享受する以上、ある意味やむを得ないのかもしれません。
さて弊社ではこのような問題意識から、遡ること1982年のかれこれ37年以上も前から、手作りで、完全無添加ソーセージの製造に愚直に取り組んでおります。
漫画『美味しんぼ』の16巻においては「究極のソーセージ」として、2話にわたって掲載されており、「日本における完全無添加ソーセージのパイオニア」とも自負しております。
新鮮で良質なフレッシュの国産豚肉を使用し、岩塩・てんさい糖をはじめ各種原材料にこだわり、発色剤・結着剤・保存料・化学調味料等を一切使用せず、小ロットずつ手作りで、「ほんとうに美味しい、極上の無添加ソーセージ」に仕上がっておりますので、ぜひ多くの方に味わって頂きたいと願っております。
今年も仙台勝山館MCTオイル及び仙台勝山館La Paceをご愛顧いただき、誠にありがとうございました。
お客様の健康と生活に有益な商品や企画を創出するため、精進してまいりますので、2020年も引き続きよろしくお願いいたします。
2019年12月26日
勝山ネクステージ株式会社
代表取締役社長 伊澤泰平
公式HPはこちら ≫仙台勝山館La Pace(ラ・パーチェ)