今まさに夏本番ですね!
夏になると、暑さで体が火照り、疲れがたまって食欲がなくなってしまいがち。
そんな時は「夏野菜」がおすすめです。
「夏野菜」には、暑い夏を乗り切るための栄養素がたくさん含まれているんです。
今回は「夏野菜」を「糖質制限ダイエット」にどう摂り入れたらいいかを説明していきましょう。
夏野菜にはどう体にいいの?
「夏野菜」には、みずみずしい水分や、ビタミン・ミネラルがたっぷり含まれています。
暑さで発汗すると、体の水分が失われるのはもちろん、
ナトリウムやカリウムなどのミネラル、水溶性ビタミン(特にビタミンB群)も流れ出てしまいます。
ミネラルやビタミンが不足すると、神経伝達や代謝がスムーズに進まなくなり、疲れやすくなるなどの「夏バテ」をおこす原因になる恐れがあります。
つまり「夏野菜」は、暑い時期に不足しがちな栄養を自然に補うことができるんです。
では次に、「夏野菜」の種類を「糖質」別にご紹介します。
夏野菜の糖質は?
「夏野菜」の種類と糖質量は以下です。
「糖質」が少ない順に記載しています。
- シソ(大葉) :約0.2g
- モロヘイヤ :約0.4g
- みょうが :約0.5g
- パクチー :約0.9g
- ゴーヤ :約1.3g
- ズッキーニ :1.5g
- ししとう :1.5g
- オクラ :1.6g
- キュウリ :1.9g
- ピーマン(緑) :2.8g
- ナス :2.9g
- トマト :3.7g
- 枝豆 :約3.8g
- パプリカ(黄色):5.3g
(赤):5.6g - カボチャ :17.2g
- トウモロコシ :61.6g
※すべて100g中の糖質量です
「夏野菜」の代表格である、ナス・キュウリ・トマト・ピーマンは、通称「ぶらり野菜」。
これらは、体を冷やしてくれると言われています。
特に「キュウリ」は、ミネラルである「カリウム」を多く含むので、 利尿作用が高く、体内にこもった熱を尿と一緒に体外へ排出し、「むくみ」も解消してくれます。
モロヘイヤ・ゴーヤ・オクラは、苦味やネバネバが食欲を刺激し、トロっとした食感は食欲がわかない時でもスルッとのどを通してくれます。
「糖質」が多いのは、パプリカ・カボチャ・トウモロコシです。
「トマト」は、フルーツトマトなどの甘みが強い品種だと、平均より高い可能性があるので注意が必要です。
つまり「夏野菜」は、「糖質量」に気をつけたり、調理方法に気をつければ「糖質制限ダイエット」に摂り入れが可能で、夏バテ防止にも役立つ食材なんですね。
野菜の「糖質」に関しては、以前のコラム『「ダイエットに野菜がいい」は落とし穴が!?』で、ご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
おすすめの食べ方
「夏野菜」は、みずみずしい水分をそのまま感じられる「生」が1番!
暑い日は、火の調理も面倒になりがちですし、サラダが楽ですよね。
でも、「調味料」には「糖質」が高いものがあるので注意が必要です。
そこで、おすすめの調味料をご紹介します。
シンプルMCTオイルドレッシング
- MCTオイル 大さじ1.5
- 塩胡椒 少々
- レモン果汁 小さじ1
- 粒マスタード 小さじ1
粒マスタードのちょっとした辛味がアクセントになって、食欲増進!
「MCTオイル」に含まれる「中鎖脂肪酸」も摂取でき、体内ですぐにエネルギーとして活用されるので、夏バテ対策にも最適です。
旬の「夏野菜」と「MCTオイル」を上手に活用して、夏のダイエットを続けてくださいね。