毎日飲み続けるだけで、健康的に減量ができる飲み物。
そんな魔法のような飲み物があったとしたら、
皆さんは飲みたいですか?
私は飲みたいです!今すぐ飲ませてください!
でも、残念ながらそんな魔法のような飲み物は存在しない…
だからこそ皆さんは苦労しながら様々なダイエット方法を試しているんですよね?
(そんな魔法のような飲み物が存在したら、この世から「ダイエット」という単語が消えることでしょう)
さて、今日は皆さんに素敵なお知らせがあります。
毎日飲み続けるだけで健康的に減量ができる、
そんな夢みたいな魔法のようなものに、限りなく近いものをお伝えします。
それこそが
「バターコーヒー」
です。
「バターとコーヒーで痩せるなんて信じられない…」
今そう思いましたね? はっきり聞こえましたよ?
もちろん、バターコーヒーを飲むだけで簡単に痩せられます、なんて根拠のないことをお伝えするつもりはありません。しっかりと科学的根拠に基づいた減量に繋がる仕組みをご説明しますので、どうぞご安心ください。
この記事を読むことで、
- バターコーヒーとは何か?
- なぜ痩せるのか
- 作り方、飲み方
- 注意点
が全てわかります。
ぜひ最後までお読みいただき、バターコーヒーの素晴らしい効果を体験してくださいね。
目次
バターコーヒーとは?
まずはバターコーヒーについて簡単にご説明します。
バターコーヒーとは、
コーヒーに「グラスフェッドバター」+「MCTオイル」を入れて混ぜ合わせたもの
です。
このバターコーヒーの考案者は、アメリカのIT業界で大成功を収めた実業家であり、自らも50kg以上の減量経験があるデイヴ・アスプリーさん。
彼はその著書『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』の中で、
「最高においしくて、パフォーマンスを最大化するコーヒーができあがった。完全無欠コーヒー(Bulletproof Coffee)だ」と述べており、「このコーヒーは脳を復活させ、食物への渇望から解放してくれた」とまで言っています。
彼はチベット訪問時、標高の高い山のゲストハウスで飲んだ「バター茶」に感銘を受け、アメリカに帰国してから早速研究を開始。様々な素材を試し、最終的にブラックコーヒー+MCTオイル+グラスフェッドバターという組み合わせにたどり着いたそうです。
それからと言うもの、彼は朝食に欠かさずバターコーヒーを飲んでおり、結果として体重は50kg以上減り、IQも20ポイント上昇。バターコーヒーを飲むようになったことで、健康な体を手に入れたことはもちろん、経済的な成功も手に入れたというのだから驚きですね。
なぜ痩せるのか?
それではなぜ、バターコーヒーを飲むと減量に繋がるのか。
詳しい効果を説明する前に、バターコーヒーを調べると出てくるいくつかの間違った情報に触れておきます。
- 飲むだけで痩せる
- 逆に太る
- 健康被害が出る
- 糖質制限をしないと飲む意味がない
- コーヒー自体が体に悪い
などでしょうか。
残念ながらこれらの情報は、正しい知識を知らない人々が流している間違った情報と言えます…。
この記事を読んでいる皆さんが、上記のような情報に踊らされることなく、正しいバターコーヒーの知識を手に入れて健康的な体を手に入れられるよう全力で解説しますので、どうぞご安心ください。(これらの誤情報は、全て伏線として記事内で回収しますのでお楽しみに♪)
それではバターコーヒーに含まれる各栄養素について、その健康効果を説明していきます。
グラスフェッドバター
この記事を読んでいる人で、
「我が家のバターは全てグラスフェッドのものを使用しています」
なんて人はいますか?
もしあなたがそんな人なら、食に相当こだわりのある人なのでしょう。
でもご安心ください。
日本で常にグラスフェッドバターが冷蔵庫に入っている家庭はほとんどありません。
それは何故か。
シンプルに、「高くて、簡単に手に入らない」からです。
一方、私たちが通常スーパーなどで目にするバターは基本的にグレインフェッドです。
その主な違いは、食べている飼料(エサ)。
<ワンポイント英語教室>
grass(グラス)=牧草
grain(グレイン)=穀物、主にイネ科の食物(米、麦、トウモロコシなど)
fed(フェッド)=エサを与える、飼育する
グラスフェッドとグレインフェッドで一体何が変わるのか。
それはずばり、含まれる栄養素です。
一般的なグレインフェッドバターに比べ、グラスフェッドバターは、
・カロテン類
⇒体内でビタミンAに変換されて使われ、強い抗酸化作用を持つ
・オメガ3系脂肪酸
⇒血流、血圧、代謝の改善、抗炎症作用と細胞の酸化ストレスを軽減
・共役(きょうやく)リノール酸
⇒脂肪分解促進、余剰脂肪の抑制効果
の含有量が多いと言われています。
ここまで聞くと、
「それじゃあ全ての乳牛をグラスフェッドにしたらいいのに」
そう思いませんか?
残念ながらそうはいかないようです…。
それは何故か。
「圧倒的に時間がかかり、とんでもなく効率が悪い」からです。
それが、「高くて、簡単に手に入らない」に繋がっています。
こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
MCTオイル
続いてバターコーヒーに欠かせない材料、MCTオイル。
脂肪は厳密に言うと脂肪酸という、炭素・水素・酸素が組み合わさった化合物で、その炭素の数が中ぐらいなものを中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglyceride)と呼びます。
(一般的に料理で使われるような植物油やオリーブオイルは長鎖脂肪酸です)
炭素とか水素とか難しいことは全く覚えなくて大丈夫ですので、下記3つの特長だけ知っておいてください!
①消化吸収が早い
一般的に炒め油や揚げ油で使用される長鎖脂肪酸は、小腸から吸収されたあと、リンパ管や血管を通って脂肪細胞や筋肉、肝臓などに運ばれ、一度貯蔵されます。
しかし、中鎖脂肪酸は分子構造が短いため、小腸ではなく直接肝臓に繋がる門脈に運ばれ、即座にエネルギーとして使われます。
②体脂肪の燃焼を促進する
私たちの体は、糖質をエネルギー源とするブドウ糖エンジンと脂質をエネルギー源にするケトン体エンジン、ハイブリッドで動いています。
通常は糖質がある程度枯渇しないとケトン体エンジンは作動しません(ケトン体は一定時間糖質が入ってこないときのためのサブエンジン)
しかし、MCTを摂取することで、糖質を一切断っていない状態でもケトン体エンジンを作動させることが可能になります。
つまり、「脂質代謝=脂肪燃焼」の状態です。
この状態になると、体内にたっぷり蓄えられた脂肪を燃焼してくれるので、結果として減量に繋がります。
突然ですが、原始人を想像してみてください。
恐らくその想像した原始人に肥満の人はいないはずです。
狩猟で生計を立てていた原始時代の人たちは、狩りに失敗した日は食事なしです。下手したら数日間食事ができない日なんてのがあったかもしれません。それでも彼らは果敢に獲物を追いかけ、捕まえることができるだけのエネルギーを生み出せていました。
その時に使われていたエンジンこそ、このケトン体エンジンであり、私たちの体はそんな原始時代にその仕組みが形作られています。本来私たちの体は、毎日必ず糖質を摂らなくても生きていけるように設計されているわけですね。
③血糖値を上げない
さらにMCTオイルはその名の通り脂質であり、脂質は血糖値を上昇させません。
よく、食事制限やカロリー制限をしている人が、空腹のストレスに耐えられず結果としてドカ食いをしてしまう、なんて話があります。これは、ただその人の意志が弱いから、なんて簡単な話ではないのです。
現代に溢れる糖質過多な食事を取ると、血糖値が急激に上昇します。血糖値が急上昇すると、血管が傷つかないよう、血糖値を急激に下げようとします。この、血糖値が急激に下がるときに人は空腹を感じるようにできています。
食べたばっかりなのになんかまたお腹空いた、なんて経験はありませんか?
それは、食事の内容が糖質過多な場合によく起きる現象です。
MCTオイルは血糖値を上げることなく、お腹を満たしてくれます。結果、空腹感を感じづらい。意志の力で無理に食事を制限しなくても、結果として食べる量を減らせるわけですね。
コーヒー
最後にコーヒーの持つ素晴らしい健康効果について簡単にご説明します。
コーヒーには主に2つの成分が含まれています。
・カフェイン
⇒脂肪燃焼効果、集中力向上、運動能力向上
・クロロゲン酸(ポリフェノールの一種)
⇒脂肪消費量向上、抗酸化作用
カフェイン、と聞くとあまり良いイメージを持たない人もいるかもしれませんが、ダイエットに効果があることは紛れもない事実です。
ただでさえ脂肪燃焼効果があるコーヒーに、それぞれ脂肪燃焼効果を持つグラスフェッドバターとMCTオイルを混ぜ合わせて飲むのですから、脂肪燃焼のトリプルパンチ!
適量を正しく飲み続けるのであれば、健康被害があるどころか、健康的な減量に繋がるというわけです。
注意点
それではなぜ、こんな健康効果抜群のバターコーヒーなのに、
「体に悪い」
「効果がない」
なんて情報が飛び交ってしまうのでしょうか?
それは、その健康効果を正しく理解せず、間違った飲み方をしてしまっているせいではないでかと考えています。(どんな薬でも飲み過ぎれば毒になりますし、毒も上手に使えば薬になりますものね!)
①カフェインの影響
さきほど、「カフェインには脂肪燃焼効果がある」とお伝えしました。
しかし、皆さんも少なからず聞いたことがある通り、カフェインは摂取タイミングと摂取量を間違えると、逆に健康を害します。
<飲んではいけないタイミング>
・朝起きてすぐ
・寝る4~5時間前以内
「え、コーヒーは目覚めの一杯が基本じゃないの!?」
そう思った人もいるのではないでしょうか。
これには体内のホルモンバランスが関係しています。
人は朝起きたとき、副腎皮質ホルモンであるコルチゾールが分泌されます。
このホルモンの機能により、血糖値と血圧が上昇し、睡眠モードから活動モードに切り替わるわけです。そのとき、カフェインを摂取してしまうと、コルチゾールの分泌が抑制されてしまうことがわかっています。
人は朝起きてから夜寝るまで、自律神経とホルモンが絶妙なバランスを保って快適に過ごせるよう設計されていますが、寝起き直後のカフェイン摂取は、コルチゾールと睡眠ホルモンであるメラトニンのバランスを崩してしまうため、良くないと言われているのです。
そのため、朝食の代わりにバターコーヒーをおすすめしていますが、できれば起床後60〜90分以降に飲んでいただくのが最適と言えます。
また、カフェインは摂取量もよく問題になります。これにより、コーヒーを飲むことの健康被害を気にする人も多いのではないでしょうか。
日本では厳密な一日の摂取上限が定められていませんが、WHOによれば、
「健康な成人 400mg/日」
「妊娠中・授乳中の人 300mg/日」
となっており、各国の保健機関により多少の違いがあります。
※参考:食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A
もちろん、この摂取量を超えた瞬間に健康を害する、というものでもありませんが、コーヒー1杯には60~100mg程度のカフェインが含まれていますので、成人であれば1日3~4杯以内を目安に飲むと良いですね。
(カフェインはコーヒー以外のお茶やエナジードリンクにも含まれていますので、それらをよく飲む人は摂り過ぎにご注意を!)
②もちろん飲み過ぎはダメ
冒頭お伝えした通り、”飲めば痩せるもの”ではありません。
通常の1日3食+おやつに加えて、体に良いからと言ってさらにバターコーヒーを飲めば当然カロリーオーバーになります!
そこで、まずは
「朝ごはんの糖質を控えてor朝ごはんを食べずにバターコーヒー」
「昼食後のコーヒーをバターコーヒーにしておやつを控える」
この辺からゆるーく取り入れてみてください。
無理なストレスや空腹感がなく、食べる量が減らせるはずです。
すると、血糖値が安定するようになり、余計なインスリンが出て体に脂肪をため込むことがなくなるので、結果として減量に繋がります。
③粗悪品が出回っている
残念ながらバターコーヒーはその定義が法律で厳格で定まっているわけではないので、商品名としてのバターコーヒーであればどんな商品でも販売することが可能。
実際に販売している商品の中には、「脂質0%」なんて商品もあるぐらいです…。
ここまで記事を読んでくれた皆さんであれば、
「バターコーヒーなのに脂質が0%なのはおかしい」
ということに気が付くはずです。
ブームにより「バターコーヒー」という名前が一人歩きしてしまった弊害と言えますね。皆さんにはぜひ、”正真正銘”の”完全無欠”なバターコーヒーを飲んでほしいと心から思っています。
作り方・飲み方
それでは、バターコーヒーの定義とその健康効果・注意点がわかったところで、最後に詳しい作り方と飲み方のポイントをお伝えします。
<基本の材料>※1杯分
お好みのコーヒー(紅茶でも可) 120~150ml
グラスフェッドバター 5~15g(小さじ1~大さじ1)
MCTオイル 5~15g(小さじ1~大さじ1)
バターとMCTオイルの量はお好みで調節してくださいね♪
<作り方>
- コーヒー(紅茶)を淹れる
- 1にグラスフェッドバターとMCTオイルを入れて、よく撹拌させる
作り方はとっても簡単♪
<飲むタイミング>
- 朝食の代わりとして(起床後、60~90分後を目安に)
- オフィスで仕事を開始するタイミングで
- 昼食後の一服用として
- おやつの代わりに
<ワンポイントお悩み相談>
Q.ブラックコーヒーじゃないと効果がないですか?
A.そんなことはないですよ!グラスフェッドバターやMCTオイルの効果は、糖質を断たないと現れないものではありません。ただし、せっかくダイエット効果を狙うのであれば、糖質の摂取を控えた方が良いのも事実。そこで、甘みを付けたい場合は、精製された砂糖ではなく、血糖値を上げにくい低GIの甘味料を選んでみてください。オリゴ糖やココナッツシュガーなど、コーヒーにも合う低GI甘味料はたくさんありますよ♪
最後に
「体に良いのはわかった。でも材料を用意するのがちょっと面倒…」
「家やオフィスでのんびりバターを撹拌している時間なんてないよ…」
はい、またまた聞こえてきました、皆さんの声。
ご安心ください。
そんな面倒くさがりで忙しい皆さんのために、最適な商品をご用意しておきました。
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ちなみに、私は自宅で豆から挽いたコーヒーを飲む、コーヒー大好きこだわり人間ですが、このバターコーヒーはそんな本格派の方にも満足していただける一品に仕上がっております!たくさんあるコーヒーの中から、グラスフェッドバターのコクに負けない、力強いうま味のインスタントコーヒーを選んでフレンドしていますので、ぜひ一度お試しください。
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「バターコーヒーは以前飲んだけど美味しくなかった」
「いくら体に良くても、コーヒーは美味しく飲みたい」
そんな人たちにも絶対にご納得いただける美味しさに仕上げておりますので、ぜひ一度お試しください!
まとめ
バターコーヒーについて、私たちの総力を結集してお伝えしてみましたが、いかがでしたでしょうか?
もし今あなたが自分の体型に満足していないのであれば、
食生活を全く変えず、バターコーヒーだけ飲んでも痩せることはないでしょう。
(それだけで痩せたらぜひ教えてください!)
大切なことは、バターコーヒーを飲むことによって、その健康効果を摂り入れることはもちろん、自然と無理なく余計なカロリー(糖質)摂取量が減る、ということです。
最初から無理な食事制限や激しい運動をしようとしても決して続きません。
それは皆さんが一番よく知っているはずです。
バターコーヒーは”目的”ではなく”手段”です。
あなたを理想の体型に、無理なく健康的に導く強力な”手段”。
この記事の内容をしっかり理解できたとき、バターコーヒーはあなたにとって初めて
「魔法のような飲み物」
に生まれ変わります。
さあ、今日から一緒にバターコーヒーのある生活を始めましょう!