最近さまざまなメディアで話題になっているMCTオイル。
MCTオイルに含まれる中鎖脂肪酸がダイエットに効果的!ということでテレビやYouTubeなどでも見かけるようになりましたね。
一方で、MCTオイルと似た商品に「ココナッツオイル」がありますが、両者は何が違うのでしょうか?
また、どちらがダイエットに効果的なのでしょうか?
今回はそんな疑問に専門店がお答えいたします!
目次
そもそも「MCTオイル」とは?
MCTオイルとは「中鎖脂肪酸(ちゅうさしぼうさん)」100%のオイルのこと。
中鎖脂肪酸は一般的な油に含まれる長鎖脂肪酸と比べると4倍も早くエネルギーとして消化され、脂肪として蓄積されにくいという特徴をもっています。
そのため、炭水化物(糖質)に変わるエネルギー源として、食品業界や医療業界などさまざまなジャンルで注目を集めている成分なのです。
一般的には、糖質制限(ローカーボ)やケトジェニックダイエットを実践している方々に愛用されております。
使い方としては、MCTオイルは加熱調理には不向きなので、出来上がった料理に掛けたり・飲み物に入れたりするのがオススメですね!
そもそも「ココナッツオイル」とは?
ココナッツオイルとは、乾燥させたココナッツの胚乳から抽出されたオイルのことをいいます。
中鎖脂肪酸を多く含みますが、ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は60%程度です。残りの40%は長鎖脂肪酸という成分で構成されています。
約20℃以下になると個体になり、ココナッツ特有の甘い香りがあるのが特徴です。
使い方としては、MCTオイルと同じように飲み物や食べ物に掛けたり混ぜたりするのがおすすめ。
また、MCTオイルとは違い加熱調理にも使えます。
違い①「味」
まず、ココナッツオイルは、ココナッツならではの甘い香りと味がします。
一方でMCTオイルは、無味無臭。この違いは製造方法にあります。
ココナッツオイルは、ココナッツの胚乳と呼ばれる部分を熱風で乾燥させて、それを圧搾して抽出します。
一方、MCTオイルはココナッツオイルを蒸留し、さらに脂肪酸のC8、C10という必要な成分のみを取り出し、脱臭等の過程を経ているオイルです。
メーカーによって違いはありますが、一般的なMCTオイルは上記のように作られます。
MCTオイルは同じココナッツ由来ではありますが、ココナッツ特有の味や香りの成分を含まないオイルなのです。
違い②「成分」
脂肪酸を炭素分子の数で分けたとき、“短鎖脂肪酸” “中鎖脂肪酸” “長鎖脂肪酸” の三種類に分けられます。
サラダ油やゴマ油などの一般的なオイルは、“長鎖脂肪酸”に分類され、MCTオイルは“中鎖脂肪酸”に分類されます。
▼ 図に示すと下記のようなイメージです。
さらに、中鎖脂肪酸は炭素数によって、主にC8(カプリル酸)・C10(カプリン酸)・C12(ラウリン酸)に分類されます。
MCTオイルは、C8(カプリル酸)・C10(カプリン酸)で構成。
一方でココナッツオイルは、C8、C10のほかに、C12(ラウリン酸)や長鎖脂肪酸などの成分が含まれています。
▼図で示すと下記のようなイメージです。
このようにMCTオイルとココナッツオイルは成分が異なります。
違い③「効果」
中鎖脂肪酸は、炭素の数で以下の3種類に分類されます。
- 炭素8個…C8(カプリル酸)
- 炭素10個…C10(カプリン酸)
- 炭素12個…C12(ラウリン酸)
鎖状につながった炭素の数が少ないほど消化吸収が早く、エネルギー代謝にかかる時間も短くなります。
特に、C8(カプリル酸)は消化吸収が3つの中で最も早く、またケトン体の産生も速いため、脳のエネルギーに良いとされています。
その他、1つのココナッツからわずか5~6%しか採れない貴重な成分でもあります。
C10(カプリン酸)はMCTの中で2番目に短く、C8(カプリル酸)よりはゆっくりですがエネルギーへの代謝が比較的早いとされています。
一方、C12(ラウリン酸)は、場合によって長鎖脂肪酸に分類される成分です。
C8(カプリル酸)やC10(カプリン酸)に比べると消化吸収がやや遅めですが、「免疫力向上」「善玉コレステロールの増加」「ウイルスやカンジダ菌、真菌(カビ)の殺菌作用」など、特有のメリットがあります。
まとめると、
- MCTオイル:消化吸収が早く、エネルギーになりやすい
- ココナッツオイル:消化吸収が緩やかで、免疫力向上や抗菌作用がある
以上のように効果にも違いがあります。
MCTオイルの効果について詳しいことは「飲む美容液!MCTオイル4つの効果と実感するまでの期間は?【管理栄養士監修】」の記事も参考にしてみてください。
ダイエットには「MCTオイル」がオススメ!その理由とは?
MCTオイルもココナッツオイルも中鎖脂肪酸を含んでいますが、ダイエットをされる方には、中鎖脂肪酸だけで構成されているMCTオイルの方がおすすめです。
その理由をご紹介していきます。
ダイエッターの理想「ケトン代謝」になれる
人の体は、主にブドウ糖からエネルギーを生成しますが、ブドウ糖ではなく脂質からエネルギーを生成する状態をケトン代謝(ケトン体回路)といいます。
糖質(炭水化物など)を制限すると、体内のエネルギー回路が切り替わり、ブドウ糖由来の回路から脂質由来の回路に切り替えることができるのです。
「糖質制限ダイエット」と呼ばれていますが、最近では脂質由来のエネルギー回路に切り替えることを「ケトジェニックダイエット」とも言います。
中鎖脂肪酸はケトン体の生成を促進し、脂肪を燃えやすい体にするほか、体内で分解されやすく素早くエネルギーに変換されるためダイエットの効果をより高めることができます。
ケトン代謝、ケトジェニックダイエットについて詳しく知りたい方はこちらから
「2ヶ月で10kg減!ケトジェニックダイエットのやり方と成功の秘訣とは?」
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まとめ
MCTオイルとココナッツオイルの原材料は同じココナッツですが、
MCTオイル | ココナッツオイル | |
味 | 無味無臭 | ココナッツ風味 |
成分 | 中鎖脂肪酸100% | 中鎖脂肪酸と長鎖脂肪酸 |
効果 | C8(カプリル酸)/C10(カプリン酸)による ・ダイエットのサポート ・ケトン代謝の促進 |
C12(ラウリン酸)による ・抗酸化作用 ・免疫力向上 |
といった違いがあります。
特に中鎖脂肪酸の含有率が大きく異なるため、ダイエットをされる方には中鎖脂肪酸100%のMCTオイルがおすすめです。
糖質制限ダイエットとの相性が良いので、ぜひお手に取ってみてください。