「糖質制限ってよく聞くけど、最近よく見るKETOって何?」
「ケトジェニックダイエットって糖質制限と何が違うの?」
そんな疑問を持つ方に向けて、この記事では初心者でもわかりやすく、糖質制限とケトジェニックの違い、ケトン体のしくみ、ケトン食のポイント、そしてMCTオイルを活用したKETO生活の始め方までまとめて解説します。
目次
糖質制限とケトジェニックの違いは?|KETO初心者にもやさしく解説
糖質制限とケトジェニックは、どちらも「糖質を抑える」食事法ですが、実は代謝のしくみや目的が大きく異なります。
比較項目 | 糖質制限 | ケトジェニック(KETO) |
---|---|---|
糖質摂取量 | 約100〜150g/日 | 約20〜50g/日 |
主な代謝 | 糖代謝(グルコース中心) | 脂肪→ケトン体代謝(ケトーシス) |
目的 | 血糖値の安定・生活習慣病対策 | 体質の切り替え・脂肪燃焼・集中力の向上 |
続けやすさ | 比較的取り入れやすい | 最初は調整が必要だが慣れれば安定 |
ケトジェニックは、脂質に重点を置いたPFCバランスが基本です
- タンパク質(P):30%
- 脂質(F):60%
- 炭水化物(C):10%
ごはんやパンの量を減らし、即効エネルギーになる脂質とタンパク質を意識して取ることがKETOスタートの最初の一歩です。
糖質制限とKETOの目的と代謝の違い|どちらも「糖質を抑える」でも中身は別物
糖質制限もKETO(ケトジェニック)も、「糖質を減らす」という点では共通していますが、体のエネルギーの使い方=代謝が異なります。
糖質制限の目的は「血糖値の安定」や「ゆるやかな減量」
日常的に摂りすぎな糖質を見直すことで
- 血糖値の急上昇を抑える
- インスリンの過剰分泌を防ぐ
- 空腹や眠気のコントロールを助ける
1日の糖質摂取量を100g〜150g程度に調整するのが一般的で、食事の自由度も高く、続けやすさを重視する人に向いています。
KETO(ケトジェニック)は「代謝を切り替える」脂肪燃焼型ダイエット
糖質をさらに制限し、脂質を主なエネルギー源にすることで、体の代謝を「ケトン体使用型」に切り替える食事法です。
この際、肝臓で脂肪が分解され、「ケトン体」という代替エネルギーが生成されます。
それを脳や筋肉のエネルギーとして使うようになり、体が「糖ではなく脂肪を燃やす」体質へと変わっていきます。
ダイエットにはどっちがいい?糖質制限とKETOの効果を比べてみた
「糖質制限とKETO(ケトジェニック)、結局どちらがダイエットに向いているの?」
その答えは、脂肪を効率よく減らしたい人にはKETOがおすすめです。
KETOでは、糖質を低く抑えるだけではなく、脂質をエネルギー源として使う代謝モードに体を切り替えるので、体脂肪を燃焼しやすい状態になります。
比較ポイント | 糖質制限 | ケトジェニック(KETO) |
---|---|---|
減量スピード | ゆるやか | 比較的早い(ケトーシス状態に入れば) |
空腹感のコントロール | 食材によって波がある | ケトン体により空腹感が安定しやすい |
脂肪燃焼の効率 | 標準的 | 脂質代謝により脂肪がエネルギーとして使われる |
ケトジェニックは“体質から変える”ダイエット
糖質制限が「糖を控える」ことに焦点を当てているのに対し、KETOは“脂肪をエネルギーに変える体質を作る”のが特徴です。
特に以下のような方にはKETOが向いています:
- 短期間で結果を出したい
- 空腹に弱くてダイエットが続かない
- 食後の眠気やだるさに悩んでいる
- 集中力やメンタルも整えたい
ケトジェニックにはMCTがおすすめ!ケトン体を効率よく生む“質のよい脂質”
KETO生活において、特に初心者におすすめなのが「MCTオイル(中鎖脂肪酸)」。MCTオイルとは、ココナッツやパームフルーツから生成される「中鎖脂肪酸」という成分100%で生成されたオイルを指します。
中鎖脂肪酸は、キャノーラ油のような一般的な調理油に含まれている「長鎖脂肪酸」と比較して、分子構造が短いため、消化吸収のスピードが約4倍も早いという性質を持っています。
そのため、MCTオイルは体脂肪として蓄積されにくいという特徴も。
その他、体内で「ケトン体」と呼ばれるブドウ糖の代替エネルギーを産生し、体のエネルギー回路をブドウ糖からケトン体に切り替える手助けをしてくれます。
これにより、脂肪燃焼が促進され、効率良く痩せることが出来ると言われています。糖質制限やケトジェニックダイエット中の食事にこのMCTオイルを加えることで、体が脂肪を燃焼しやすい体質になるのです。
MCTオイルのメリット
- ケトーシスに入りやすくなる
- エネルギーが安定して疲れにくい
- 脳の働きをサポートし、集中力もアップ
朝のコーヒーにスプーン1杯入れるだけでもOK。
「KETOをスムーズに始めたい」「もっと脂肪燃焼効率を高めたい」という方にぴったりです。
また、MCTオイルについて、もっと詳しいダイエット効果は、MCTオイルのダイエット効果をまとめた記事がありますので、そちらを参照ください。
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まとめ
KETOは“脂肪を燃やす”体づくり。ケトン体とMCTを味方にしよう
- 糖質制限とKETOは似て非なるもの。
- KETOは脂肪をエネルギーに変えることで体質改善や脂肪燃焼に特化。
- PFCバランスとケトン食を意識し、無理なく継続することがカギ。
- MCTオイルはケトン体の生成をサポートし、KETOをよりスムーズに。
「制限する」より、「仕組みを変える」。それがKETO(ケトジェニック)ダイエットの魅力です。