加熱OKな《オメガ3》オイル『カメリナオイル』に注目!
健康への意識が高まっている昨今、体に良い効果をもたらす不飽和脂肪酸、《オメガ3》が含まれているえごま油や亜麻仁油など「健康にいいオイル」を意識して摂っている方も増えていますね。
それらのオイルのほとんどは、熱に弱い・保存方法が難しいなど、扱いがデリケートなオイルばかり。
そんな中、加熱ができて普段使いしやすい「カメリナオイル」に注目が集まっています。
今回は「カメリナオイル」の特徴などを説明していきましょう。
カメリナオイルって何?どうして注目されてるの?
「カメリナオイル」は、カメリナサティバ(和名:ナガミノアマナズナ)と呼ばれるアブラナ科の植物種子から作られたオイル。
注目を集めているのは、主に下記の2点が理由です。
- 加熱しても《オメガ3》が壊れない
- 常温で保存できる
まず1に関して。
「カメリナオイル」は発煙点が高く、加熱しても《オメガ3》がほとんど壊れません。
つまり、炒め物や揚げ物など、一般的な家庭料理に使用可能なんです。
同じオメガ3を含むえごま油や亜麻仁油は、加熱すると《オメガ3》が壊れしまうので、加熱料理ができません。
「カメリナオイル」は気軽に毎日の生活に取り入れられるオイルなんですね。
次に2。
常温でも大丈夫な理由は、ビタミンEなどの天然抗酸化成分が豊富に含まれているから。
開封後の劣化が少ないんです。
「開封したら早めに使い切らなきゃ!」
「冷暗所に保存して使うのを忘れた!」
などの不安が少なく、キッチンの使いやすい場所に置けるのは嬉しいポイント。
つまり「カメリナオイル」は、用途によってオイルを使い分ける必要がなく、普段使いしやすいオイルなんです。
では次に、「カメリナオイル」の栄養分について具体的に説明していきます。
どんな成分が含まれているの?
「カメリナオイル」に含まれている成分は以下です。
- αリノレン酸
- オレイン酸
- イコセン酸
- ビタミンE
- βカロテン
- 植物ステロール
- レシチン
「カメリナオイル」に含まれるαリノレン酸は《オメガ3》系。
そしてオレイン酸とイコセン酸は《オメガ9》系、
この他に《オメガ6系》の脂肪酸です。
これらの脂肪酸は「不飽和脂肪酸」。
「中性脂肪を減らすには?」でも紹介しましたが、脂肪酸は「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に大きく分類され、「不飽和脂肪酸」はさらに「一価不飽和脂肪酸」と「多価不飽和脂肪酸」に分類されます。
「一価不飽和脂肪酸」は《オメガ9》とよばれ、体内で合成できる脂肪酸。
「多価不飽和脂肪酸」はさらに《オメガ3》と《オメガ6》に分けられ、これらは体内で合成できない『必須脂肪酸』なんです。
この「必須脂肪酸」の理想的な摂り方は
オメガ3:オメガ6=1:4
とされています。
《オメガ6》はオリーブオイル等にも含まれ、普段の料理から摂取している事も多く、過剰状態であることがほとんど。
それに対し、圧倒的に足りないと言われているのが《オメガ3》です。
この《オメガ3》はサンマやイワシ、アジなどの青魚に多く含まれていますが、効率的に摂り入れるには《オメガ3》のオイルを摂る事がおすすめ。
「カメリナオイル」のオメガ脂肪酸は
オメガ3:オメガ6:オメガ9=2:1:2
つまり、《オメガ3》が豊富含まれており、積極的に摂るのに理想的なオイルなんですね!
では実際に「カメリナオイル」には、体にどんないい働きがあるのでしょうか?
どんな働きがあるの?
「カメリナオイル」の働きは以下です。
- 血栓予防
- アレルギーの緩和
- 肝臓の解毒をサポート
- 認知症予防
- 動脈硬化の予防
- ターンオーバーを助けて美肌効果
- 頭皮の状態を改善
このように、健康だけでなく美容にもいいオイルなんです。
良いことだらけの「カメリナオイル」。
どんな香りや味がするのでしょうか?
- 濃厚なココナッツのような独特の良い香りor青みの強い香り
- さらっとしている
感じ方はそれぞれですが、独特の青みがかった香りに感じる人も。
気になる場合は、「生」は、えごま油や亜麻仁油を使用し、「加熱調理」用として使用してみてください。
さまざまな「体にいいオイル」がありますが、好みや用途で使い分けて、自分のライフスタイルに合うオイルを使用してくださいね。
- 仙台勝山館亜麻仁油 230g
- カナダ産最高品質の亜麻の種子を低温圧搾した無精製の油。脳機能改善や体内炎症の予防や改善に役立つオメガ3脂肪酸が60%以上と高い割合で含まれています。
1,944円(税込)
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