【管理栄養士監修】バターコーヒーの効果を実際に検証！ダイエットへの影響は？

数年前にアメリカから上陸し、今もなお注目を集めている「バターコーヒー」。
「ダイエットに良い」「集中力が上がる」と話題ですが、実際のところはどうなのでしょうか？

この記事では、バターコーヒーを販売する当店が、
バターコーヒーの基本・効果・注意点・実体験レポートをわかりやすく解説します。

当記事監修者：麻生 れいみ先生 管理栄養士・料理研究家。医療栄養学修士。東京医療保健大学大学院卒業。全国アスリート臨床栄養協会理事、日本健康食栄協会代表。Nourish Lab主宰。ミリオンセラー作家。著書に『２０ｋｇやせた！１０分ごはん』（宝島社）、『麻生れいみ式ロカボダイエット』（ワニブックス）、『オイルをたせば脂肪が燃える! 麻生れいみ式ケトンアダプト食事法』（主婦の友社）など。 麻生 れいみ先生の公式サイトはこちら

バターコーヒーとは？良質な脂質が摂れる健康ドリンク

バターコーヒーとは、以下2つの良質な脂質をコーヒーに加えて作る健康ドリンクです。

• 牧草飼育牛の乳から作られる「グラスフェッドバター」
• 中鎖脂肪酸100％の「MCTオイル」

この組み合わせにより、満足感とエネルギー補給を両立できるのが特徴です。
アメリカの起業家デイヴ・アスプリー氏がチベットのバター茶をヒントに開発し、「Bulletproof Coffee（完全無欠コーヒー）」として人気に火がつきました。

日本では『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』のヒットをきっかけに広まり、
「朝食代わりの新習慣」として愛飲する人が増えています。

▶ 関連記事：中鎖脂肪酸（MCTオイル）の基礎知識はこちら

バターコーヒーに期待できる主な効果3

「完全無欠コーヒー」とも呼ばれるバターコーヒーには、次の3つの効果が期待できます。

• ① ダイエットのサポート
• ② 脳の働きの活性化
• ③ アンチエイジング

①ダイエットをサポート

MCTオイルは体内で素早くエネルギーに変わる性質があり、
脂肪を燃焼しやすい体質づくりをサポートします。
糖質制限と組み合わせることで、体脂肪を効率的にエネルギーへ変換できます。

バターコーヒーに含まれるMCTオイルは、体脂肪がエネルギーに変わるのを、より促す働きがある成分。

糖質制限中にバターコーヒーを飲むと、どんどん体脂肪がエネルギーに変わっていき、結果的にダイエット効果が期待できるのです。

当店のスタッフは、バターコーヒーと糖質制限の組み合わせで1ヶ月で5kgの減量*に成功しています。（※個人差があります）

②脳の働きを活性化

MCTオイルから生成される「ケトン体」は、脳の第二のエネルギー源。
血糖値の変動が少ないため、眠気を抑え集中力を維持しやすくなります。

▶ 関連記事：ケトン体とは？脳を支えるもう一つのエネルギー源

③ アンチエイジング効果

コーヒーに含まれるポリフェノール「クロロゲン酸」には抗酸化作用があり、
肌のハリ維持やシミ・しわの予防など、美容面でのサポートも期待できます。

バターコーヒー×糖質制限で効果を最大化

バターコーヒーをより効果的に取り入れるポイントは「糖質制限」。
糖質を控えることで、体内では脂肪を燃やしてエネルギー源「ケトン体」を作り出します。
このケトン体が、ダイエット・集中力アップを後押しします。

▶ 参考記事：プロに聞いた！失敗しない糖質制限ダイエットのやり方

1ヶ月で5kg減も！スタッフのバターコーヒーダイエット体験記

当店スタッフが1ヶ月間、バターコーヒーダイエットに挑戦！
低糖質メニューと併用した結果、5.45kgの減量に成功しました（※個人差あり）。

1ヶ月間の食事メニュー

バターコーヒーでダイエットをするためには、バターコーヒーを飲むことに加えて「低糖質な食事」も大切なポイント。
普段、朝食を食べないスタッフが、以下のような内容で食事を調整していました。

朝：バターコーヒー

昼：豚の生姜焼き＋ケールサラダ（MCTオイル＋レモン）

夜：鮭のホイル焼き＋豆腐と味噌汁＋トマトサラダ

ちなみに、今回のダイエットで使用したバターコーヒーがこちら。

インスタントのバターコーヒーですが、良質なMCTオイル・グラスフェッドバターなどを配合し、味にもとことんこだわり抜いた商品です。

今なら初回限定で送料無料で販売しておりますので、この機会に是非お試しください！

【体験談】バターコーヒーダイエット中に気を付けていたこと

いつもは朝食を食べないので、10時くらいにはお腹が空いておやつに手が伸びたり、お昼をガッツリ食べたりしてしまっていました。そのせいもあり、普段は血糖値の変動が激しく、食べてもすぐに空腹になってしまうという生活を送っていました。

しかし、朝にバターコーヒーを飲むと血糖値が安定するため腹持ちがよく、さらに仕事のパフォーマンスもアップ。それまでは、午後になるといつも睡魔との戦いでしたが、不思議と眠くなりませんでした。

「眠くならない」「間食が無くなった」食生活を変えるだけで生活リズムまで変えることができたのが驚きです。おかげでストレスなく体重を減らすことができました。

バターコーヒーはいつから効果が出始める？

バターコーヒーの効果が出始めるには個人差があります。
飲み始めてからすぐに効果を実感出来る人もいれば、数日～数週間経って初めて効果が出る人も。
また、運動や糖質制限をしているかどうかも関係してきます。
一概にいつ効果が出始めるのかを断言するのは難しいのですが、「数日～数週間」を目安に見ておくと良いでしょう。

参考までに、バターコーヒーを飲んで効果を実感した方々の記事をご紹介致します。

「読者様、淹れたてのコーヒーブログはこちらに用意しております」
バターコーヒーダイエットで1年間で20キロ痩せた、コーヒー芸人「平岡佐智男」さんのオフィシャルブログです。現在もバターコーヒーダイエットを続けているようなので、是非参考にしてみてください。

コーヒー豆研究所
こちらは、バターコーヒーに挑戦し2週間で約‐3㎏に成功された方が執筆している記事です。
バターコーヒーダイエットについても詳しくまとめられているので、参考になると思います。

バターコーヒーにはデメリットもある

ダイエット効果、アンチエイジング、集中力向上など、さまざまな効果が期待できるバターコーヒー。

ただし、バターコーヒーの材料になるコーヒーやMCTオイルには注意点もあります。

コーヒーに含まれている「カフェイン」の注意点

コーヒーに含まれているカフェインは、過剰に摂取すると以下のような症状が出る可能性があります。

• 不眠・睡眠の質を下げる
• 下痢や腹痛
• カフェイン中毒

いずれも「過剰に」摂取した場合に限ってのことですので、バターコーヒーを1～2杯飲んだからといって出てくる症状ではありません。
1日のコーヒーの量は「4杯」が適切だと言われていますので、そのくらいを目安にしましょう。

MCTオイルの注意点

MCTオイルは、1度に摂りすぎるとお腹がゆるくなる可能性があります。
その理由は、腸内で素早く消化吸収されることで小腸内の浸透圧が高まると、体内の水分が腸粘膜を通って腸管の中に移動し、腸内の水分量が通常よりも多くなるため下痢や腹痛を引き起こしやすくなってしまうのです。

初めて使う方は「小さじ1杯（約5g）程度」から始めてみましょう。

材料費が結構かかる

バターコーヒーをイチから自分で作ろうとすると、

• グラスフェッドバター250g：約2000円
• MCTオイル360g：約2000円
• ドリップコーヒー40袋：約1200円

全部で約5200円（1杯あたり約240円）もの費用が掛かります。
継続して飲み続けるとなると、結構な出費になりますよね。

バターコーヒーダイエットに関するQ&A

最後に、バターコーヒーやバターコーヒーダイエットに関するよくある疑問にお答えしていきます。

Q1. バターコーヒーはいつ飲むと良いですか？

Q2. バターコーヒーダイエット中はどんな食生活にすればいいのでしょうか？

Q3. 材料はバターとMCTオイルなら何でもよいのでしょうか。

Q4. バターコーヒーだけだとお腹が空いてしまいそうです。

Q5. MCTオイルの代用品はありますか？

手軽に始める！お湯を注ぐだけのバターコーヒーでダイエット

バターコーヒーはダイエットだけでなく、体質改善や脳の活性化にも効果を期待できる、まさに“最強”の飲み物です。

しかし一方で、「材料の用意が面倒くさそう」「作るのに手間がかかりそう」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか？

そんな方々におすすめしたいのが、「仙台勝山館バターコーヒー」。

なんとお湯を注ぐだけでバターコーヒーが完成する優れものなんです。

MCTオイル専門店が開発しており、材料はこだわりのものを使用。

手軽で美味しいバターコーヒーをお求めの場合は、ぜひ一度お試しください！

まとめ

良質な脂質とブラックコーヒーで作る「バターコーヒー」は、ダイエットや健康、脳の活性化などに効果を期待できる健康的な飲み物です。

ポイントは「糖質制限」も同時に行うこと。

正しい方法で継続して飲み続ければ、数日から数週間で段々と効果を実感できます。

健やかな生活に、ぜひバターコーヒーを取り入れてみてくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。